目次 |
1. コンサル一年目が学ぶこと |
2. この本をおすすめの人 |
3. 本を読んだ感想 ー何度でも読み返す価値あるスキル30集 |
4. 参考図書 |
若手ビジネスマンの皆さん、「話が長いよ」「正直、何を言っているのかわからない」と上司に言われ、凹んだ経験はありませんか?上司が何を求めているかよくわかんない、相談してもタイミング悪く怒られちゃう、遅々として仕事の成果が出ずに悩んでいる方もいると思います。
営業の皆さん、お客さんやクライアントにプレゼンしても、どうも響かない、案件受注につながらない、って感じで苦戦して、困っているなんてこともあるんじゃないでしょうか。
そんな皆さんにぴったりの本がこの本です。この本を読めばきっと仕事が上手くいくようになると思います。
コンサル一年目が学ぶこと
タイトル | コンサル一年目が学ぶこと |
著者 | 大石哲也 |
出版社 | 株式会社 ディスカヴァー・トゥエンティワン |
本体価格 | 1,500円 |
ページ数 | 277ページ |
読了時間 | 3~4時間 |
- 上司やクライアントとの効率的なコミュニケーションの仕方を学ぶことができます。
- 上司やクライアントからの評価が高まります。
- 成果のスピード感が増します。
- 知識集約的な分野(コンサル、研究開発、法務、事業企画)で特に効果的です。
- コンサル業界でしか役立たない本ではありません。
- 社会人5年目以内のビジネスマンにとって必読の書といってもよいでしょう。
この本をおすすめの人
上司の指示内容がよくわかんない。適当にやると怒られそうだし。どうしたらいいの。
時間ばっかりかかる。残業続きだ。もっと仕事を効率化したいなぁ。
お客さんが何を求めているかわかんない。どうやって営業しようか・・・
新人の自分が何か会社に貢献できることってあるの?
本を読んだ感想 ー何度でも読み返す価値あるスキル30集ー
この本を読んで社会人なりたての頃を思い出しました。「最初に結論を言いなさい」「発言しないなら会議に出なくてよい」とか、よく怒られていました。こういうビジネスマンの心構えって新人の頃に身に着けないと後々苦労するだろうという上司の優しさだったんだろうなぁと。
わたくしは上司に恵まれましたが、残念ながら、面倒見のよい上司がどこでもいつでもいるとは限りません。でもそんなときにでも、たった1,500円払えば、この本が代わりにビジネスマンの心構えを教えてくれます。本の偉大さを感じる良書です。
この本は、こういうビジネスの心構えの他、書類や議事録作成の仕方といった日常のお仕事テクニック、仮説検証やロジックツリーといったビジネス思考術まで、幅広く実用的なスキルを教えてくれます。そして、これらがビジネスの基本スキル30という形式で1つ1つ順番に簡潔に書かれているので、わかりやすいです。一度読んで忘れたら何度でも読み返して30のスキルを自分のものにしていくだけの価値あるスキル集と思います。
自己採点(満点:☆☆☆☆☆) | |
読みやすさ | ☆☆☆☆☆ |
分かりやすさ | ☆☆☆☆ |
お役立ち度 | ☆☆☆☆☆ |
ストーリーの一貫性 | ☆☆☆☆ |
推奨度 | ☆☆☆☆☆ |
参考図書
「企業参謀」「続・企業参謀」大前健一(ともに講談社)
「問題解決プロフェッショナル「思考と技術」」斎藤嘉則(ダイヤモンド社)
「世界一やさしい問題解決の授業」渡辺健介(ダイヤモンド社)
「3分でわかる問題解決の基本」大石哲之(日本実業出版社)
「イシューからはじめよー知的生産の「シンプルな本質」」安宅和人(英知出版)
「自分のアタマでかんがえよう」ちきりん(ダイヤモンド社)
「観想力・空気はなぜ透明か」三谷宏治(東洋経済新報社)
「なぜゴッホは貧乏でピカソは金持ちだったのか?」山口揚平(ダイヤモンド社)
「コンサルタントの読書術」(Kindle版)大石哲之(try publishing)
「考えながら走るーグローバルキャリアを磨く「五つの力」」秋山ゆかり(早川書房)
「得点力を鍛える」牧田幸祐(東洋経済新報社)
「まだ「会社」にいるの?」山口揚平(大和書房)
コンサル一年目が学ぶこと 大石哲之(株式会社 ディスカヴァー・トゥエンティワン)