【2021年版】米国株投資の本10冊を徹底比較！投資ビギナーからベテランまでおすすめ本も紹介

　最近、米国株投資がブームです。米国株投資本も色々発売されました。

　でも一体どの本を読めばいいの？って迷っている方もいると思います。

　そこで、最新の米国株投資本を様々な角度から“徹底比較”しました。

　おすすめの米国株投資本もご紹介します。

目次

1.　米国株投資の本10冊

2.　米国株投資の本10冊をレビュー

米国投資本の内容を「18項目に分類」。

18項目の内容がそれぞれの本でどれくらい充実しているかを4段階評価しました。

1.　「NO.1 ストラジストが教える　米国株投資の儲け方と発想法」

総合評価：米国投資中上級者が投資を工夫する際に参考になる本

主なターゲット読者

米国株投資の中上級者向けの本です！

内容

・投資の基礎的な説明は殆ど書かれていません。

・米国の政治・経済・企業活動といった、マクロな視点の話題が多く書かれています。

・米国投資中上級者が投資を工夫する際に参考になる本だと思います。

2.　最速で資産1億円！ たぱぞう式 米国個別株投資

総合評価：米国投資初心者が、インデックス・個別株選択、ファンダメンタル・テクニカル分析を学ぶ本

主なターゲット読者

米国株投資の初心者向けの本です

特徴

・米国投資の応用的な説明は殆ど書かれていません。

・米国投資の基礎的な内容にも、かなり偏りがあります。

・インデックス・個別株の分類、ファンダメンタル分析、テクニカル分析の話題が多いです。

・45の個別企業株を厳選紹介していますが、個別企業株を独自に選びたい方には不十分です。

3.　もみあげ流 米国株投資講座

総合評価：米国株中上級者が個別企業分析を読んでポートフォリオを見直すのに有用な本

主なターゲット読者

米国株投資の中上級者向けの本です。

特徴

・米国株の投資手段（個別企業株、インデックス）が広く書かれています。

・米国株中上級者が自分のポートフォリオを見直すのに有用な本です。

4.　米国株四半期速報2021年春号

総合評価：米国株中上級者が個別企業株をスクリーニングするのに最適な本

主なターゲット読者

米国株投資の中上級者向けの”特化型”の本です。

特徴

・225の個別企業株を紹介しています。

・文字が大きく読みやすいです。

・業績の足下動向、地域別売上構成など、四季報にない企業情報が書かれています。

・ファンダメンタルを分析して個別企業株をスクリーニングしたい中上級者向けです。

5.　米国会社四季報2021年春夏号

総合評価：米国株中上級者が多くの個別企業株をスクリーニングするのに適した本

主なターゲット読者

米国株投資の中上級者向けの”特化型”の本です。

特徴

・600を超える個別企業株を紹介しています。四半期速報より数は多いです。

・300を超えるインデックスも紹介されています。

・成長株トップ100社、連続増配株トップ100社などランキング情報も掲載されています。

・ファンダメンタルを分析して多くの個別企業株をスクリーニングしたい中上級者向けです。

6.　バリュー投資家のための「米国株」データ分析

総合評価：米国株中上級者がバリュー優良株を選抜し、安い時に購入する方法を学ぶ本

主なターゲット読者

米国株投資の中上級者向けの”特化型”の本です。

特徴

・優良株を選抜し、安いタイミングで優良株を購入する方法を指南する本です。

・著者は安定的に株主に報いる企業株を優良株としています。

・バリュー投資を戦略とする投資家向き。グロース投資したい方には向かないです。

・配当にかかる税金について詳しく書かれている点も特徴です。

7.　バカでも稼げる 「米国株」高配当投資

総合評価：米国株投資初心者が基礎を浅く広く学ぶのに有用な本。グロース投資には不向き。

主なターゲット読者

米国株投資の初心者向けの本です

特徴

・投資の姿勢は「6.　バリュー投資家のための「米国株」データ分析」と同じ。連続増配株バンザイ！

・米国投資初心者がしっておくべき基礎を浅く広く学べます。

・バリュー投資を戦略とする投資家向き。グロース投資したい方には向かないです。

8．資産を増やす米国株投資入門

総合評価：米国株投資初心者が基礎を浅く広く学ぶのに有用な本。グロース投資には不向き。

主なターゲット読者

米国株投資の初心者向けの本です

特徴

・投資の姿勢は「6.　バリュー投資家のための「米国株」データ分析」と似ています。

・米国投資初心者がしっておくべき基礎を浅く広く学べます。

・バリュー投資を戦略とする投資家向き。グロース投資したい方には向かないです。

9.　米国株投資で1億円

総合評価：米国株投資初心者が基礎を浅く広く学ぶのに有用な本。グロース投資には不向き。

主なターゲット読者

米国株投資の初心者向けの本です

特徴

・投資の姿勢は「6.　バリュー投資家のための「米国株」データ分析」と似ています。

・米国投資初心者がしっておくべき基礎を浅く広く学べます。

・バリュー投資を戦略とする投資家向き。グロース投資したい方には向かないです。

10.　世界一やさしい 米国株の教科書 1年生

総合評価：米国株投資初心者が基礎を浅く広く学ぶのに有用な本。グロース投資には不向き。

主なターゲット読者

投資初心者にも米国株投資初心者にもどちらにも最適な本！

特徴

・18項目のうち14項目で「○」。内容のバランスがよく満遍なく必要な情報が記載されています。

・米国投資初心者にとって最適な本でしょう。

3.　投資初心者におすすめの本

結局、投資初心者におすすめの本はどれ？

NO.10の本! 投資初めての人にもわかりやすく必要なことが学べるよ

4.　米国投資初心者におすすめの本

米国投資初心者におすすめの本はどれ？

No.2,7,8,9,10の本。NO.10の本がわかりやすく充実しているので最もおすすめです！

5.　米国投資中上級者におすすめの本

米国投資中上級者におすすめの本はどれ？

No.1,3,4,5,6の本!

個別企業株のスクリーニングならNo.4がおすすめ。

企業数は220とやや少ないけど、足下業績など四季報にない情報が満載！

投資戦略の見直しにはNo.3がおすすめ。

バイデン政権下の株価見通しなど参考になる情報がわりと書かれているよ！

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6.　”お宝”米国企業の株を見つけたい方向けの本

自分だけの”お宝”米国企業の株を見つけたい！

No.4とNo.5がおすすめ。

どちらも200以上の個別企業株が紹介されているから、1つ1つ丁寧に見てみて！

企業情報の豊富さならNo.4、企業数ならNo.5

選び方によって使い分けてみてください！

7.　米国株投資のリスクを知りたい

米国株投資のリスクを知りたい！

No7,8,10がおすすめ。

No.7は、国債長短利回り格差と株価暴落の関係が考察されている。

No.8は、投資家の背景にあったリスク許容度が説明されている！

No.10は、米国株のリスクとリターンを数字で説明しているよ。